私たちの体には隅々まで血管が張り巡らされており、その血管の中には血液が流れています。血液には様々な成分が含まれています。細胞に酸素を運ぶ赤血球、傷が出きた時に傷口をふさぐために血液を凝固させる役割の血小板、そして血液に細菌などが入ってきたときにそれを排除する白血球などです。
白血球は免疫を司り、B細胞、T細胞などがあります。その他にはNK細胞と呼ばれている細胞もあります。このB細胞・T細胞・NK細胞という種類が、リンパ球にもあるのです。
リンパ球は、文字通りリンパ管の中を流れている液体です。また、リンパ球は全身のリンパ組織に分布して、末梢血にもあります。実はリンパ管と血管は毛細血管の先でつながっているのです。
この血管の中やリンパ管の中を流れているB細胞は、抗原が入ってくると抗体を作って免疫作用を働かせます。T細胞は細胞性の免疫作用を及ぼします。これは移植手術などを行った場合に、自分の細胞とは違う細胞を攻撃したりして拒絶反応を起こすものです。また、NK細胞は腫瘍細胞を直接攻撃する細胞です。
