ヒトの体には、血管と同じように全身にリンパ管が張り巡らされています。リンパ管は、主に静脈に沿って流れていると言われています。ところで、リンパ管の中を流れるリンパ液の流れは、とてもゆっくりしています。逆に、血管を流れる血液の流れは、心臓によって強制的に流されています。血液は、およそ1分間で体中をめぐってくるとも言われています。ところが、リンパ液の流れは1分間で30センチ位とそのスピードは比較になりません。その理由は、リンパ管には心臓のようなポンプの役割をするものがないからなのです。
リンパ液の流れは、リンパ管の横を通る血管の伸縮による間接的な刺激や、運動などによって起こる筋肉からの刺激、そしてリンパ管自体の作用によって行われています。リンパ液の流れを良好に保つに方法としては、筋肉を動かす、すなわち運動する事、そしてマッサージを行うなどで外部からの刺激を強制的に与えて流す方法があります。このようなわけで、リンパマッサージやリンパドレナージュがリンパ液の流れを良くする方法として、今注目を集めているのです。
