リンパには、血液の白血球と同じように体の中に侵入した細菌を殺傷するという働きがあります。特にリンパ管は皮膚の真下を流れていますので、傷口から細菌が侵入したら、真っ先に戦うのはリンパになります。体の外から侵入してくる細菌とリンパ、リンパ球の免疫細胞が戦うことになるのです。
リンパの免疫細胞は、リンパ液に乗って体全体をめぐっています。だから、リンパ液の流れが悪くなると、免疫細胞は栄養や酵素の補給を受けられずに弱ってきてしまうのです。この状態で細菌が侵入してくると、免疫細胞は折角の能力を発揮して活躍することができません。そのため細菌に負けて病気になってしまいます。このように免疫細胞を活発に動かすためには、リンパの流れをしっかり確保する必要があるのです。
また免疫力を向上させるためには、リンパの流れを良くし、栄養や酵素を免疫細胞に補給し、その活動を活発化する必要があります。リンパマッサージをおこなうことは、リンパの流れをよくする手助けをして免疫力を高め、病原菌から体を守ることになります。
