「キマンスの分類」と呼ばれている、原発性リンパ浮腫をリンパ管やリンパ節の形成具合によって分類した中に、無形成性原発性リンパ浮腫というものがあります。
無形成性に分類される原発性リンパ浮腫では、リンパ幹の形成がないのです。反対に過形成性原発性リンパ浮腫と呼ばれるものは、このリンパ幹が太すぎてリンパ幹としての働きを果たさないためにリンパ浮腫が生じてしまうことになります。
これらの無形成性や過形成性の原発性リンパ浮腫は、たいていは、発育不全のリンパ管が片側の足や腕などに見られると言われています。
また、原発性リンパ浮腫で上肢に生じたリンパ浮腫の場合は、手などよりも、わきの下や周り、ひじなどからむくみが始まったと感じている人が多いのです。しかし、これは初期のリンパ浮腫にはほとんど自覚症状が見られないために、リンパ浮腫が進行した結果としてわきの下などに最初にむくみを見つけ、そこからリンパ浮腫が始まったと感じてしまうことが多いためです。ですから、日頃から全身をチェックする習慣を身につけておくと良いでしょう。
