リンパ浮腫によっておこる痛み、その痛みの特徴としては、張るような痛み、熱いような痛み、ずきずきするような痛みなどがあります。もちろん、個人差が大きいようで、中には気温が高くなると痛みが出る人もいます。それから、リンパ浮腫が起こっている体の部分を動かすと痛みが強くなる人もいます。
よく患者さんがおっしゃるリンパ浮腫の痛みとしては、神経をさわられているようなとか、鋭い痛みがあるというのも特徴です。特にリンパ浮腫が急激に起こり、腫れてきた場合は、皮膚の下に急にリンパ液や体液が滞留するので、皮膚が対応できなくなります。その滞留したリンパ液に皮膚や皮下組織が引き伸ばされ、ジリジリと引っ張られるとか、ちりちりとした痛みが走ることも起こってきます。
残念ながら、現在のところ、このようなリンパ浮腫による痛みに対して、鎮痛剤の効果は見られないそうです。鎮痛剤が効いた人は、全体の2割程度という調査結果もあります。
