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リンパ浮腫とリンパ液の流れ

私たちの体の細胞は60兆個とも言われ、みんなつながっているように思えますが、実は細胞と細胞には空間があります。通常は空間はありませんが、細胞同士が接着している訳ではないため、細胞の間にほかのものが入ることは出来るのです。この細胞と細胞の間に体液などが溜まってしまう症状が浮腫と呼ばれる状態なのです。

リンパ浮腫とは、リンパ管を流れるリンパ液が皮膚の下に滲んで滞留し起きてくる状態で、長く滞留が続くと皮膚を硬化させてしまうという病気です。

浮腫が発生すると、必要な体液が毛細血管などから細胞間に残ってしまうことになり、血管内の水分量が減り、血液やリンパ液などの体液の流れが滞ってしまうことになります。

リンパ浮腫になると、リンパ液が皮膚の下に滞留してリンパ管の中のリンパ液の総量が減ります。その結果、リンパ管の中を流れているリンパ液以外の液体、タンパク質が多い組織液の流れが多くなることになります。このタンパク質ですが、普段は毛細血管で濾過されていますが、この濾過作用量が増えるとリンパ液の循環が必要量以上に増えてくることになり、障害を起こしてしまうのです。この障害がリンパ管に負担をかけ、機能障害となって浮腫を引き起こしていきます。

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