リンパ液が皮下に滞留すると、どのような問題が出来てくるのでしょうか?
リンパ液はリンパ管の中を通って流れていますが、血液のように心臓によって強制的に流されているものではありませんね。だから、運動状態や生活習慣、血液の流れによってはリンパ液は皮下に滞留することがあります。それがリンパ浮腫の始まりです。
その、リンパ液が皮下に滞留した状態になると、どのような問題が発生するのでしょうか?
リンパ液は、細菌を殺傷するリンパ球を運んでいますので、このリンパ球の流れが悪くなると、当然病気にかかりやすくなります。また、リンパ液は体内の老廃物を運んでいます。もしリンパ液が滞留すると、これらの老廃物が排出されずに体内に長時間留まることになります。
それから、リンパ液の滞留が長く続くと、リンパ浮腫も治りにくくなり、はじめは皮膚が引っ張られる程度であっても、長引くことで繊維化してくるようになります。さらに、皮膚の細胞の間にリンパ液が滞留することで、皮膚の厚みが増してしまい、皮膚が硬くなってくるのです。
リンパ浮腫の進んだ人の肌を押してみると、ちょっと固めのスポンジの様な感触に気付くと思います。そのままリンパ浮腫がを進行してしまうと、皮膚はどんどん硬くなり、まるで象のような皮膚になってしまう可能性があるのです。ここまでリンパ浮腫が進行してしまうと、自分でリンパ液の流れを改善するだけでは、治癒は難しくなり、専門家の手にゆだねる必要が出てきます。
