私たちの体には、地を運ぶ血管と同じように、リンパ管という外界から侵入した異物や細菌と戦うリンパ球を運ぶ管が張り巡らされています。リンパ管にはリンパ節があり、細菌などはここで捉えられます。リンパ節でリンパ球などの身体の成分と細菌が闘っていると、リンパ節が腫れる事があります。しかし、その他にもリンパ節が腫れる原因となる病気があります。その1つが、リンパ節に出来る悪性のガン、つまり「悪性リンパ腫」です。
悪性リンパ腫は、リンパ節にある幹細胞が癌化したものです。幹細胞とは、そこから様々に必要な細胞に変化していく元の細胞です。悪性リンパ腫にはいろいろな種類があります。しかしおおまかには、「ホジキン病」と「非ホジキン病」に分けられています。
悪性リンパ腫も、他の癌と同じように最初はわかりにくいものです。第一に自覚症状がありません。だから、単にリンパ節が腫れているだけと捉えられがちなのです。その為に、処置が遅くなる事があります。悪性リンパ腫でリンパ節が腫れている場合、リンパ節が丸く大きく腫れるのが特徴です。もし、リンパ節が腫れていたら、一度さわって確かめてみる事が必要です。
