悪性リンパ腫とは、造血幹細胞が成長して血液やリンパ液のそれぞれの細胞となっていく過程で起こるものです。造血幹細胞から血液の成分である赤血球や血小板、リンパ球などの細胞になっていく過程では、造血幹細胞は様々な状態を経ていくことになり、その状態に応じても血液の癌の種類が違ってきます。また、癌がどの部分で増えていくかによっても種類が違ってくるようです。
この多種多様な血液細胞が癌になる原因は、実はまだよく解明されていません。それほど人それぞれに原因が違っている可能性が高いのです。
これまでの研究で分かっている悪性リンパ腫の原因としては、成人T細胞白血病リンパ腫というウィルスに感染した場合、癌化する可能性が高くなります。(このウィルスはあまり存在しない稀なウィルスですが、このウィルスの感染は現在予防処置がとられています。)
その他に考えられる悪性リンパ腫の原因として、強い放射線を浴びた場合です。これは直ぐに影響が出るような放射線を浴びることは稀ですが、自然界にも放射線は存在しているので、私たちは毎日放射線を浴びていることになります。X線検査などは安全な量の放射線を当てますが、放射線を避けるという意味で検査を受けないと言う人もいます。
